
企業情報
代表者:高畑 洋子、美智子
屋号:life cafe cattle(ライフ カフェ きゃとる)
life bar Tsuruya(ライフ バル つるや)
業 種:洋服雑貨販売・喫茶店/バル
創 業:平成3年4月(令和4年12月バル開業)
所在地:南砺市井波
企業概要
高畑母娘が営む「life cafe cattle」は、地元住民に長年親しまれている店舗です。
カバンやアクセサリー、洋服などの雑貨販売を行うとともに、喫茶スペースではオムライスをはじめとした食事メニューを提供しており、地元の方をはじめとして観光客も訪れるなど、幅広い層に支持されています。
また、令和4年12月には、新たに発酵食とお酒を提供する「life bar Tsuruya」をオープンしました。
発酵に関する専門的な学びを活かしたメニューを提供しており、地域の方々が気軽に立ち寄り、交流できる場となっています。

「life bar Tsuruya」開業のきっかけ
バル開業の背景には、家族が営んでいた食堂への想いがあります。祖父母が長年食堂を経営していた場所であり、その場所を新たな形で人が集まる場にしたいという思いを以前から抱いていました。
また、井波地区では夜間に気軽に立ち寄れる飲食店が限られており、地元の仲間からも「ぜひ出店してほしい」といった声が寄せられていました。
こうした背景のもと、発酵に関する専門的な学びを活かしたメニューの提供と、地域の方々が気軽に集い交流できる空間づくりにこだわり、地域に根ざした店舗としてバルを開業しました。
富山県信用保証協会への相談経緯
バルの開業にあたり、まずは金融機関に融資の相談を行いました。当時はコロナ禍という状況もあり、融資にあたっては事業計画書の作成が必要であるとの説明を受けましたが、作成方法が分からず、不安を感じていました。
そこで、商工会の経営指導員に相談したところ、協会の女性支援チーム「アイラーレ」を紹介していただきました。

専門家派遣の感想
専門家派遣では、事業計画書の作成に向けて、店舗のコンセプトやターゲットの整理、メニュー内容、収支計画などについて具体的なアドバイスを受けました。これまで漠然としていたイメージを一つひとつ整理していくことで、お店作りの軸がしっかりできたと思います。
また、専門家だけでなく、金融機関や商工会、協会職員が一体となって支援していただいたことで、さまざまな意見を聞くことができた点もよかったと感じています。
自分の中でざっくりしていた「やりたい」をきちんと形にできたのは、こうした支援があったからだと実感しています。
また、バルの開業をきっかけとして、近隣に新しいお店が増えてきているなど、地域にも少しずつ変化が生まれており、うれしく思っています。

今後の展望
「life cafe cattle」については、これまで来店いただいているお客様を大切にしながら、さらに新しい層のお客様に利用してもらえるよう、商品開発など新たな取組にも挑戦していきたいと思っています。
「life bar Tsuruya」については、地元の方々が気軽に集い交流できる場として定着してきており、今後もこうした場を大切に守り続けていきたいと考えています。これからも、誰もがふらっと立ち寄れるような、身近な場所でありたいという思いを大切にしていきたいです。
さらに、井波地区では近年まちおこしの動きが徐々に広がってきており、そうした流れの中で、自分自身も多くの人との出会いを大切にしながら、地域に根ざしたお店づくりを続けていきたいと考えています。

商工会担当者の声
バルの開業を検討されていた当時はコロナ禍で先行きが見通しにくく、事業計画の策定にも慎重な検討が求められる状況でした。商工会だけでは対応が難しい専門的な支援も、保証協会さんが調整役となり、専門家や金融機関とのワンチームによる連携体制を構築してくださったことで、高畑さんも安心して事業計画の策定に取り組むことができました。
保証協会さんとともに、融資の実現だけでなく、その後の経営も見据えながら事業計画づくりを一緒に進めることができたことは、大きな成果だったと思います。
こうした支援を通じて新たな賑わいの場が生まれ、地域の活性化につながったことを大変うれしく感じています。

担当職員の声
今回の支援では、商工会や専門家、金融機関と連携しながら、高畑さんの想いや事業の方向性に向き合い、形にしていく過程に携わることができました。毎回の打合せでは、それぞれの立場から意見を出し合い、一つの方向にまとめていく面白さを実感しました。
前向きに挑戦される高畑さんの姿や、地元への強い想いに触れる中で、私たち自身が元気をもらう場面も多くありました。
無事に開業を迎え、地域の新たな賑わいの場が生まれたことは非常に嬉しく、記憶に残る支援事例となりました。
現在もお店に足を運ぶと温かく迎えていただき、こうして企業の挑戦に関わり、支えていく仕事のやりがいを改めて感じています。


